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おそうじ本舗をやめました2|「やめていい人」と「やめてはいけない人」の境界線

taiyakikun

こんにちは、元おそうじ本舗オーナーのよしです。

前回の記事では僕が辞めた経緯をざっくり書きましたが、今回は「結局のところ、どんな人が辞めた方が幸せになれて、逆にどんな人は辞めない方が無難なのか」という本音の部分を掘り下げてみようと思います。

今まさに本部との関係やロイヤリティの支払いにモヤモヤしている現役オーナーさんや、これから加盟しようか迷っている検討中の方にとって、一つの判断材料になれば嬉しいです。きれいごと抜きの、現場のリアルな感覚で書いてみますね。

1. 潔く「やめた方がいい」のはこんな人

まずは、看板を外して独立した方が、将来的にプラスになる可能性が高いタイプです。僕の周りを見ていても、こういう人は辞めてからの方がイキイキしていることが多い気がします。

BtoBで事業を広げていきたい人

おそうじ本舗という看板の力は、やっぱり凄いです。特にエアコンクリーニングを頼みたい一般のご家庭(BtoC)にとっては、あの青いロゴがあるだけで「変な人は来ないだろう」という安心感に繋がります。玄関を開けてもらうためのパスポートみたいなものですね。

でも、もしあなたが不動産会社や管理会社、工務店なんかを相手にするBtoBの仕事をメインにしていきたいなら、話はガラッと変わります。

法人の担当者が求めているのは、有名な看板じゃなくて、もっと単純なメリットです。価格、レスポンスの速さ、仕上がりの安定感、そして何より「融通が利くかどうか」。

ビジネスライクな付き合いにおいて、高いロイヤリティを払ってまで大手の名前を借りる必要性は、実はそんなにありません。むしろ自分の名前で勝負した方が、小回りも利くし利益率もグンと上がります。

加盟エリアの成長性がないと感じている人

これはもう、根性論ではどうにもならない部分です。ハウスクリーニングは地域密着の商売なので、選んだエリアの人口が減っていたり、あまりに競合が多すぎたりすると、どれだけ頑張っても売上の限界がすぐにやってきます。

正直に言って、エリア選定のミスは続ければ続けるほど、時間とロイヤリティの無駄というデメリットが大きくなっていきます。

もし「この場所でこれ以上伸ばすのは無理やな」と心のどこかで確信しているなら、早めに決断することをおすすめします。一度リセットして、場所や戦略を変えてやり直す方が、傷口は浅くて済みますから。

あまり広げず、細々とやっていきたい人

「会社員時代より稼いでやる!」という気合ではなく、「家族との時間を大事にしたい」「生活できる分だけあれば十分」というスタンスの方も、実はフランチャイズには向きません。

なぜなら、売上があってもなくても、毎月のロイヤリティやシステム利用料という固定費は容赦なく引かれるからです。

働くこと自体のモチベーションがそこまで高くない状態だと、この固定費の負担がめちゃくちゃ重く感じられるはずです。それなら看板を外して、紹介や地元の繋がりだけで自分のペースで働く方が、精神的にずっと楽になれますよ。

2. 逆に「やめない方がいい」のはこんな人

一方で、勢いで辞めてしまうと後悔する可能性が高い人もいます。ここは冷静に自分を見つめ直してほしいポイントです。

前提として、目先のお金が回っていない人

これは厳しい言い方になりますが、今の時点で生活費が苦しいという状態なら、辞めるのは一旦待った方がいいです。

看板を外せばロイヤリティはなくなりますが、同時に「本部からの紹介案件」や「ブランドへの信頼」も一瞬で消えます。立て直しのプランがないまま丸腰で戦場に出るのは、ただの自殺行為になりかねません。まずは今の環境で、なんとか現金を確保することに集中してください。

加盟期間が長くて、リピーターに依存している人

長くやっていると、固定のお客さんも増えてきますよね。でも、「これだけリピーターがいるなら、辞めてもみんな僕についてきてくれるだろう」と考えるのは、ちょっと楽観的すぎるかもしれません。

お客さんは「あなた」を信頼しているのと同時に、「おそうじ本舗のスタッフ」として安心して頼んでいる部分も大きいんです。看板が変わった途端に、「あれ?なんかあったんかな?」と不安になって離れていく層は必ず一定数います。

なにより、契約上のルール(競業避止義務)もあるので、今までのお客さんをそのまま持って出るのは法的なリスクも伴います。そのあたりを甘く見ると、後で手痛いしっぺ返しを食らうかもしれません。

BtoBの基盤が全くない人

ここが一番大事なところです。本舗を辞めた後の売上は、基本的にはBtoBが中心になります。

なぜなら、辞めてすぐにネットやチラシで「個人宅の新規集客」を派手にやると、本部に目をつけられて訴訟問題になるリスクがあるからです。

なので、表に出ない形でもしっかりと収入を確保できる法人のルートを、在籍しているうちから作っておく必要があります。「辞めてから営業に行けばいいや」では、おそらく間に合いません。

3. まとめ:僕の個人的な意見

結局のところ、辞めるか続けるかは自分自身で決めるしかありません。

でも、一時的な売上の上がり下がりや、本部へのちょっとした不満だけで突発的に動くのはおすすめしません。

自分のこれからの人生を多角的に考えてみてください。

「自分はどんな働き方をしたいのか?」

「看板を外して、自分の名前だけで勝負する覚悟はあるか?」

そうやって自分に問いかけて、出した答えなら、どっちの道を選んでも後悔はないはずです。

もし辞める道を選んだとしても、おそうじ本舗で培った掃除の技術や、お客さんとの接し方は、間違いなく一生モノの武器になります。

僕自身は、一人社長として自分の足で歩く道を選んで良かったと思っています。

この記事を読んでいるあなたも、数年後の自分が「あの時の判断は正解だった」と笑っていられるように、慎重に、かつ大胆に次の一歩を決めてくださいね。

応援しています。

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